メンチカツには醤油でしょ!!

AWS/Java/Node.js/Spreadsheets/Docker/Jenkins/コミュニティ・勉強会レポを主とした技術系ブログ

#JavaDayTokyo 2015参加レポ

最近技術ではなくレポしか書いてない気がしてならないid:ryoichi0102ですコニチワ。

今回参加したのはJava Day Tokyo 2015です。
http://www.oracle.co.jp/jdt2015/

Java Day Tokyo 2015 基調講演

Java 20周年ということでケーキやHappy Birthday合唱があったり
James Goslingのビデオメッセージがあったり
Java Carが出てきたり(ほしい!)
Tシャツ投げがあったり(羨ましい)
Pepper君がJavaで動いたり(すげー。)
あと、日本のJavaコミュニティへの感謝とリスペクト。(好感持てる)
そして今後のJavaの展望の紹介があり。
Java EE 8準備中、7⇒8で大きくは変わらないようで一安心。

翻訳機なくても意外といけた。ほぼ専門用語だからねw

■ Java SE 8: Lambdas and Streams API

実は、Java EE 8 - directions and new featuresと部屋間違えて入ったのですが
基調講演だけでJava EE 8がお腹いっぱいになってしまったので
まぁいいやと座って聞いていました。
予約してないセッションでもバーコード認証が通ることをここで確認(笑
タイトル通りでした。Webで勉強できそうな内容です。
通路挟んで隣の人の翻訳機の音量がデカすぎて英語と日本語を切り替えて聞いてるのがバレバレなぐらい音漏れしてたけど誰も注意できなかったのは残念。機会があれば運営に提議してみようと思う。


ハッシュタグの数字の各桁のルールが私の感覚と違ったなど。

■ 使ってみようJSF 2.x

今まで独学で来ちゃったので知識の取りこぼしがないようにということで取ったのですが、やはりWebで勉強できる内容でした。JSFってJSPと何が違うの?ってぐらいの感じの人向けでした。
ハンズオンかと思ってたけど全然違った。電源もなかった。

■ Java EE開発におけるJSFの活⽤について

最近個人的に大注目している菊田洋一さん(@kikutaro_)のセッション。
やはりみなさん注目しているようで、登録時にはすでに満席でした。
しかしさきほど予約してないセッションでも入れることが確認できたので切り替えてコチラへ。
JSFを広くカタログ的に紹介しつつ乃木坂も交えつつ。
ライフサイクルの所はまだあまり考えてなかったけど、多分開発が進んでデバッグしたい時なんかに知らないと追えないんだろうな。詳しく書いてあったので将来役に立ちそうでした。
マサカリ持ってる方が居てウケた。さすがに飛ばなかったw
その後、ちょっとご挨拶させていただいて、大物をご紹介頂いて、感謝ですm(_ _)m

■ やさしく理解するはじめてのJPA

スピーカーがおじいちゃん教授みたいな方だったのですが(失礼)
とてもしゃべり方に特徴があって、なんだろう言葉では表現できないですが
するっと話が入ってくるような話し手でした。
内容自体は基礎知識の取りこぼし防止でしたのでWebでも大丈夫でしたが、
いろいろ調べてあーだこーだなるよりはこのセッション聞いたほうが良いよって内容でした。

■ Java EE 7適⽤のための7つのポイント

楽天の社員さんはどこに行っても登壇者が居るからすごいね。
雑に概要を纏めると、
IDE使え。Maven使え、JSFで書け、やっぱEJBだよね。JPA使え。
って感じなんですが、テキストエディタ信者へのdisだったりJDBCへのdisだったり非常に歯切れの良い内容に刺激を受けました。
h:inputTextタグではなくて、inputタグのjsf:value要素を使っている例を初めて見ました。
確かにh:inputTextは覚えられないんだけど、これカスタムタグで諸々コンポーネント化してサクサク作りたい場合にはちょっと地味感あるような気も。
formの基本入力要素だけに使うのでしょうか。

今回の当たりセッションの中の一つでした。

■ Java 20周年記念セッション

寒暖の差で体調優れなかったので、Java 20周年記念セッションには行かず、
ここで離脱してしまったのですが、
てらだよしおさんがマサカリ持った画像をTLで見かけたりと、
行けばよかった。。。本当に。

あとオライリーで書籍の販売は見かけたんだけど
ノベルティや物販があったのかなかったのかわからないけど、
商売してくれればお金落とすのに。。

 

■ さいごに。「私とJava

Java20周年によせて、個人のむかしばなしでも。

逆算するとJavaが最初に生まれたのが1995年ということになりますが
私が最初にJavaを知ったのは多分1999年辺りで、その時は
「携帯のアプリがTRONで動いてて、それがJavaで書けてどこでも動く。これからはJavaの時代だよ。C++なんかやってないで一緒にJavaやろうぜ!」としつこく入信を迫られたのを今でも覚えています。ほんとしつこかった。
当時C++信者だった私にとってはまだ新しいことを覚えようというモチベーションにもなれずに"ああ、Javaってのがあるんだな"ぐらいにしか思っていませんでした。
改めて考えるとその頃からJava MEはあって、彼の発言は"Write once, run Anywhere."のことを言ってたわけですが、私はそれに気づくのに10年はかかったわけです。
(※ 今改めて調べたら当時発表されたばかりで、彼は結構敏感だったんだなと実感)
http://www.ertl.jp/ITRON/SPEC/FILE/jtron-201j.pdf

それから私は仕事でJavaをやることになって、C++を忘れ、それなりにJavaがわかるぐらいにはなりました。
オブジェクト指向SOAデザインパターンも技術者としての自信や自覚もJavaに教えてもらいました。
1.5に書き換えた際にも、遠い昔の話ではないにせよ、かなり書きやすく進化したのを実感したのを覚えています。
何かあってもすぐ目で追えるし。まぁ慣れてるってのが大きいのかもしれないですけどね。
言語自体の拡張も継続的になされていて、今回は特にJava EE熱を本当に感じました。
そしてコミュニティの将来も明るいということも感じました。
Java EEもしばらく安泰ですし、まだまだJavaにはお世話になります。

ありがとう、そしておめでとう。