今年もデブサミへ!
今年は"業務時間として"初の参加となりました。
参加自体は3年目となります。
やはり年々参加していると周囲の理解も得られるようになるもんですね(多分)
今年のテーマは Hack the Real ということで
【ソフトウェアエンジニアの「知」で、「もの・現場・世界」をハックしよう】
だそうです。
なんかIoT的な感じのスタンスの考え方ですかねー。
さてレポにまいります。
Yahoo! JAPANが考える、テクノロジーとITエンジニアの未来
今年はYahoo! Japanががっつり1日中A会場を占拠ですね。
基調講演的な感じがしたのと他になかったのでこのセッション。
今後のYahoo! Japanの決意表明みたいな感じで
特にテクノロジーや働き方について新しい概念を提案するものではなかった。
確かに、技術を全社標準として採用するか、各プロジェクト選択制にするには
・言語の選定基準
・メンテナンスコスト
・学習コスト
のメリット/デメリットのトレードオフですよね。
やっぱ要件によって適切なものって変わってくるよね。
(※1 後述)
現場から変えた”サービスの作り方” ~何を作るのかではなくなぜ作るのか~
「なぜそれが必要なの?」は、私も最近大事にしているテーマです。
なぜなぜ分析は障害の再発防止だけでなく、要求事項の深層理解や要件定義で役に立ちます。
スピーカーさんがちょっと緊張されていたようにも感じました。
大規模SPAをTypeScriptとAngularJSを駆使して5ヶ月で作った話
ランチセッションなのに大渋滞。
事前予約がなければサンドイッチが配られないほど大人数がおしかけたセッション。
昨年に引き続きJS関連への皆様の興味が高まっていることを表しています。
2時間ぐらいのセッションで聞きたかった話でした。
開発プロセスの話もチラホラ
・コードの品質に妥協しない
・プルリクエストは優先的に対応
・分からなければ即座に教えを請う
PRをいつ処理するかってのは本当に難しいですよね。。
今回は"優先的"という文言でしたが、"手を止めてすぐ"と言っていたのですが
3人以上になるとそれができるのかどうか、悩ましいかなとも思ったり。
Angularよかった。Angular UIなんで標準で入ってないの?
TypeScriptにはSublimeよりIntelli J、とのこと。
JavaScript.trend(spec) /* 最新言語仕様を軸とした JavaScript の最先端解説 */
先のセッションにつづいてJSです。
Mozillaの浅井さん、話の展開ウマすぎる。
駆け足で色々なもの踏み倒しながらdisられておりました。
この日のアタリセッションでした。かなり勉強になりました。
ありがとうございます。
大規模Redisサーバ縮小化への戦い
予約時点ではこの日一番チンプンカンプンになるセッションかなぁと予想してましたが
要するに、間違ったスケールをしまくりすぎて未使用のDBが続出したので
ダンプを頑張って解析してマージしたら
今度は接続負荷が多くなりすぎて、今度はダンプを少しバラしたよ。
で、AWSにはダンプが正常かどうかチェックするコマンドがあるよ。
というセッションでした。
Yahoo! JAPANの実践から学ぶ、超大規模Webシステムのフロントエンドとインフラ
2部構成で
・大規模開発におけるこれからのフロントエンド開発
・Yahoo! JAPANが実践するOpenStackと大規模環境でのコンテナ利用
でした。
(前述*1 関連)フレームワークはどれも似たようなものばっかりで
そういう拮抗した状態で、新しい概念の技術が出てくることがあるから
技術トレンドを抑えるには、もしくは息の長い技術をと考えるなら
そこも意識しておかないとね〜という話。
クラウドを使ったデザイン データ活用
ForgeというCAD/CAM関連の製品紹介的な感じでしたが
多種多用なCADデータをクラウドにあげたら変換してくれて
Web APIでも表示できるなんて、ちょっと一肌脱いでる感ありました。
私の仕事をしている会社に関連するような話題もチラホラ。
デブサミ恒例!コミュニティLT2016
「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書大賞」と迷ったのですが
昨年は我らが三好先生が出場したのですが、今年はないので
以前より気になってたLTへ参加です。
私がこういった色々な場に参加させて頂くようになって感じるのが
インパクトは内容2割、伝え方8割だなぁ、と。
もちろん、コンテンツも大事なのですが、ファーストインパクトってあるなぁと。
印象に残ったのは、秋葉原IT戦略研究所、OWASP Japan、情報会議、情報支援レスキュー隊、東北デベロッパーズコミュニティ、です。
コミュニティっていいなぁ…
初日のまとめ
初日所感。
— Ryoichi Obara (@ryoichi_obara) 2016, 2月 18
A会場当たり外れのギャップすごい。昨年に比べて個人スポンサー結構見かけるように。そして引き続きみんなの興味はJS関連。オランジーナとバナナ無料って凄すぎ。Mozilla浅井さん話の展開させ方上手。午後に刺激的なセッションがないと眠くなる。 #devsumi
直前になって(PJ的に余裕があって)参加できそうな先輩社員を見つけたのが
申し込み締切後だったのが結構くやしかった。