メンチカツには醤油でしょ!!

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USB規格関連が難しいのでなるべく簡素に説明

MacBook(2016)を買ったけど…

USB規格関連が難しい!
3.0やら3.1やらType-CやらPD(Power Delivery)やら。(Thunderboltは一旦置いときます)

しかもType-Cで給電するため、火を吹かせないように(冗談)
最低限 間違いのない製品を選択する必要に差し迫られ…

代表的な4つのキーワード

USB Type-Cとは

端子の形状の規格です。
正確にはUSB-Cではなく"USB Type-C"です。
端子の裏表がないのと、Power Delivery(最大20V/5A)にも対応している所が特長です。
なお、PD対応がなくてもType-Cは5V/3Aとなっており
従来の5V/1.5Aに比べて2倍の速度で充電できることになっています。

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この写真を見たただけで、ケーブル内で何がどう転送されるかはさておき「あーこれはUSB Type-Cだね」と言い切って間違いないことになります。

なお、USB Type-CはUSB 2.0も3.1もサポートしているため、
USB Type-C端子⇔USB A端子(従来型端子)のようなケーブルで
USB 2.0の転送を行うといった後方互換があります。

USB 3.0とは

正確には"USB 3.1 Gen 1"です。(紛らわしい!)
従来のスタンダードであるUSB 2.0から転送速度を高速化させたものです。
実転送速度 4 [Gbps]で、USB-A側の端子が青いのが特徴です。

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これはUSB A端子のUSB 3.0対応ケーブルと言えます。

USB 3.1とは

正確には"USB 3.1 Gen 2"です。
転送速度 10 [Gbps] です。
3.0から転送速度が早くなったものが3.1です。

USB PD (Power Delivery) とは

最大20V/5Aが流せる規格です。
PDを利用するには、給電元・ケーブル・充電先の3つすべてがPDに対応している必要があります。
従来のUSBでは安定して電流が流せず機器が不安定になったりなどの状況を改善するための、大容量電力対応の規格です。 

速度と言っても充電速度とデータ転送速度がある所もヤヤコシイ

USB 3.1(伝送速度)のPD対応(電力)のケーブルを買えばよさそうなのですが、
あまり売ってませんw

また、端子がUSB Type-C⇔USB Aだと、互換性あってちょうど良さそうなのですが、
PDに対応していないのと、規格外のケーブルを使った場合、過電流になるので危険です。
結構有名メーカーでも規格外のケーブルが混在していますので、下記の参考サイトで各メーカーの対応状況などが掲載されているので購入を検討する際には参考にしてみてください。

C⇔Cと、C⇔Aで1本づつあれば良さそう

・C⇔C のUSB 3.1 Gen 2のPD対応ケーブル (5V/20A)
・C⇔A のUSB 3.1 Gen 2のケーブル (5V/3A)
と2本あればとりあえず良さそうですね。

参考

andmem.blogspot.jp

hanpenblog.com

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